技術力強化

関連リンク

  • 公開セミナーやイベントの情報はこちらから
  • PMP® 資格試験 合格者の声

技術力強化

富士ゼロックス発・問題解決研修(ストロー橋)

製品開発技術者のための「問題解決ストーリー実践ワークショップ」のご案内

 この研修の目的は、問題解決行動をとれるようになることです。ストロー橋製作は、この研修の手段にしかすぎません。
ただ、ストロー橋製作というテーマは、技術の現場、商品開発の現場をうまくシミュレートしており、効果的な疑似体験ができます。この疑似体験によって、単なる座学では学ぶことができない、問題解決に関する様々な気づきを得ることができます。このページには、その気づきの例を挙げています。

問題の発見と問題解決

この研修が前提としている問題解決の考え方について、説明します。まず、問題の定義、すなわち問題の発見です。この研修では、問題とはあるべき姿と現状とのギャップであると定義します。そして、継続的なPDCAのスパイラル・アップにより、ギャップを解消し、あるべき姿を見直し続けます。
この研修では、このPDCAの継続的なスパイラル・アップを改善ストーリーという形式で表現します。改善ストーリーとは、考え方の枠組みであり、また、まとめ方の枠組みでもあります。

改善ストーリーとは

改善ストーリーについて説明します。Sはシステム、プロセス、仕事のやり方のことです。RはSの実行の結果です。継続的改善とは、よく業務の進め方を熟考して、そして、実施し、その結果、良い点、悪い点をレビューします。そして、良い点は守り、悪い点は是正し、次の進め方を決めます。このことを永久に繰り返します。
改善ストーリーは単なるまとめ方ではなく、考え方、仕事のやり方、問題解決のやり方なのです。言いかえると、PDCAの繰り返しが継続的改善です。一方、PDCAをさらに細かく分けると、(1)から(8)のステップに分かれます。この(1)から(8)のステップを、品質管理の問題解決の8ステップといいます。

問題解決に必要なスキル

この研修で扱うことは、単なる問題解決手法ではありません。このチャートの黄色い部分に描かれているような様々な分野の能力が、問題解決を実際に職場で行うには、必要になります。例えば、「問題の設定」では、企画力・創造力といった、考え抜く力が必要となります。また、データを解析したり三現主義で事実を正しく把握することも必要です。
問題に対する対策を実施する時は、リーダーシップ力、コミュニケーション力、プロジェクトマネジメント力も必要になります。良い問題解決を行った場合は、わかりやすく説得力のある資料にまとめ、それを発表できる能力も必要です。
この研修では、問題解決を実践するために必要なこれらの様々な分野の能力について、個々に講義することはしません。講師は、ストロー橋体験を通じて、これらスキルの必要性や受講者自身のスキルについての気付きを醸成するよう働きかけを行います。教えられるのではなく、自ら気付くことが重要なのです。

コーススケジュール(例)

コーススケジュールの例です。
ストロー橋を2回製作し継続的改善を行うことにより、改善の重要性に気付きます。
また、すぐにストロー橋の製作を行うのではなく、まず調査や一次設計を行い、また、チームで設計目標を決め、計画を立案します。その後でないと、製作に入れないようにしています。つまり、やみくもに行動するのではなく、事実を確認して、計画を立案した後、行動に移るということを、徹底させます。
このことは、2回目の製作の時も同じです。これが現場での仕事の基本でもあります。3日目の最後には、振り返りの時間をたっぷり取っています。ここがこの研修で大変重要な部分です。無意識の気付きを外在化し、チームやクラスで共有することにより、さらに多くの気付きを得ることができます。

ここまで本文