ホーム > 調査・研究 > 人材開発白書 > 「ミドルの巻き込み力を高める―組織の壁を越えて成果を上げるために」、『企業と人材』vol46,No1004(2013)

「ミドルの巻き込み力を高める―組織の壁を越えて成果を上げるために」、『企業と人材』vol46,No1004(2013)

坂本雅明

これまで「戦略実行力」をテーマに調査研究を実施してきた結果、メンバーをどんなに後押ししても、実行につながらないことがあることが分かった。その理由は戦略実行の足かせがあることであり、主要な足かせは組織間連携の不備であった。

筆者は、組織間連携を無条件で奨励しているわけではない。むしろ逆である。というのは、企業では、組織間のやり取りができるだけ少なくなるように、組織化 の基準や分業のルールが検討される。常に組織間連携が必要だとしたら、それは基準やルールがおかしいことに他ならない。とはいうものの、新たな取り組みや 大規模な取り組みを始めようとする場合は、どうしても基準やルールがそぐわなくなる。そのようなときには、ミドルが力を発揮しなければならない。

組織の壁はどうして生じてしまうのか。また、その壁を乗り越えるためにミドル自身は、そして人材開発部門は何をすべきか。このような問題意識のもと、富士 ゼロックス総合教育研究所では、22社(45BU)にご協力いただき、1023人のマネジャーに対する定量調査を実施した。その調査報告書『人材開発白書2013』の要点を『企業と人材』にて紹介した。

著者プロフィール

坂本 雅明
坂本 雅明

株式会社富士ゼロックス総合教育研究所 研究室長/首都大学東京大学院ビジネススクール非常勤講師

1992年NEC に入社。コンサルティングファームを経て、2006年より当社入社。戦略策定・実行プロセスの研究および戦略策定研修を担当。一部上場企業の顧問として中計策定や新事業開発、関連会社の再建支援にも携わる。上智大学卒業、一橋大学大学院修士課程修了(MBA)、東京工業大学大学院博士後期課程修了(博士(技術経営))。一橋大学イノベーション研究センター研究員(05~06)。首都大学東京ビジネススクール非常勤講師(12~)

お問い合わせはこちら

お問い合わせ